正しい情報の見分け方

<インターネットの情報>

インターネット上にはビオトープの作り方に関する様々な情報が溢れています。Q&A形式の掲示板等を見ると、明らかに専門家が書いたものではないなと思われる回答が多く見られます。掲示板の回答者は匿名ですのでどれだけの経験や技術を持っているのかも分かりません。専門家から見れば「これはマズイぞ!?」と思うような情報も多く含まれています。参考:Yahoo!知恵袋(ビオトープの作り方)

このような情報を参考にしてビオトープを作ってみたところ上手くいかなかったという人がほとんどです。インターネットの情報を参考にするのであれば、その情報源がビオトープ作りの専門家のものであるかということを確認してからにしてください。出所のわからない情報は参考にしない方が安全です。

ここでいうビオトープ作りの専門家というのは、○○大学の教授、××評論家という人達のことではありません。日常的に実際にビオトープを作っている「施工のプロ」のことです。どんな分野でも同じですが、実際に手を汚し経験を積まなければわからないことがたくさんあります。机上の勉強や情報の寄せ集めだけではビオトープ作りは上手くいきません。

 

ビオトープ 専門   所沢ビオトープ縮小.jpg

                       正しい情報は「施工のプロ」から

書籍の情報> 

インターネットと比べ、ピオトープ関連の書籍は非常に少ないのが現状です。ベストセラーにもなったあるビオトープ関連の書籍を見ると、植物や生物の事に関しては大変詳しい情報が載っているのですが、防水に関しては「ブルーシートを敷く」という情報しか載っていませんでした。(防水シートを使用した方法のページに詳しく書きましたが、ブルーシートではビオトープの防水はできません)

この本を読んだある小学校の子供たちは、「こんなに安くて簡単にビオトープが作れるんだ」と、ブルーシートを購入してビオトープを作ったそうですが、すぐに水漏れしてしまい、水を貯めることもできずに撤去することになったそうです。

決して著者を非難しているのではありませんので誤解しないで欲しいのですが、著者の経歴を見るとテレビで講演されたりと高名な方のようです。植物や生物に事に関しては素晴らしい情報を発信されているのですが、実際にビオトープ作りを行っている「施工のプロ」ではないようです。そのため、防水の事に関しては知識が不十分だったのでしょう。書籍を参考にするのであれば、著者の経歴から植物や生物の専門家なのか、施工の専門家なのかを見極め、その専門分野の情報だけを参考にした方が間違いありません。