ビオトープに発生する藻は大きく分けて珪藻類と藍藻類の2つに分類されます。珪藻類は主に石の表面などに付着し、アユなどの魚が好んで食べる藻です。水質の良い自然の清流にも生息する害のない藻といえます。
一方、藍藻類は主に水中に浮遊して水を緑色に濁し、時には生臭い匂いを発生します。これらは「アオコ」とも呼ばれ、魚にエサを与えすぎたりして水が富栄養化したビオトープなどに発生します。アオコの中には毒素を発生するものもあり、不衛生で有害ですので注意が必要です。(アオコの毒性について詳しい情報はこちら)
「岩に付く藻は大丈夫」「水が緑色に濁りはじめたら注意」と覚えておいてください。

ビオトープの石に付着する藻は魚のエサに