ベランダ

子供の頃から土いじりが大好きでしたが、マンション住まいになってから16年という時とともに気づけばベランダはガランとした冷たい空間になってしまいました。

1年前に室内の全面リフォームをした時にも最後まで決断できずに残したのがこのベランダでした。

夏の照り返しなどで植物が傷むことが多くベランダで楽しむのにも限界を感じてもいましたが、それでも次第にガーデニングに挑戦したいと思うようになりました。どうしたら良いか考えあぐねていた折り、大学4年生になった息子が下宿を引き払うことになり、可愛い魚類を連れて帰ってきました。

 「ビオトープやりたい」聞けばそこに放ちたい魚や貝があるといいます。私はお花や水生植物を育てたい・・・見事に合致したのが今回アクアフォレストさんにお世話になって完成した、ベランダで楽しめる“せせらぎのビオトープ”です。

ベランダのビオトープ

植物も日毎に成長し、花も次々と咲く様は、まるでわが子の成長を見ているかのようです。水辺には水生植物が浮かび、底にはマリモがひっそりと、金魚やメダカたちが湧き水と戯れ、毎朝毎晩見るのが楽しみになりました。本来ならば地上で自然を取り込むのがビオトープなのでしょうがマンションのベランダでは調達してきた生き物を愛でるのが精一杯です。でも、そうして世話をしながら眺めることの楽しみをこのビオトープは思い出させてくれました。今では私の癒し空間となっています。噴水仕立てにするとせせらぎの音色を楽しむことも出来ます。目で見て肌で触れ、耳で楽しめる癒し空間は休日の楽しみとなっています。春になったら、夏になったら・・・トンボや蝶が遊びに来てくれるといいなと思っています。

設置から植栽まで全てアクアフォレストさんにお任せしましたが、花選びも配置もセンス良くまとめてくださいました。冬場の寒々しいベランダが、春を待ちわびる明るいベランダになりました。ありがとうございました。

ベランダビオトープのメダカ
ベランダビオトープ(夜景)

      メダカやドジョウが元気に泳いでいます                           夜はフローティングライトがお花を美しく照らしてます

※H様のブログはこちら

H様邸は、アクアフォレストの地元湘南に建つマンションの11階。優しそうなご主人とアクアリウムが趣味の息子さん、そしてかわいい猫ちゃん達がいる動物好きのご家族。部屋の中はホワイトカラーできれいにリフォームされていましたが、ベランダはまだ手付かずという状態でした。又、南向きのベランダは夏になると日差しが強く、植物や魚への影響をご心配されていました。

H様のマンションベランダに設置したビオトープユニットは「湧水の心池」シリーズのスモールタイプ。幅1.4mのベランダにジャストサイズ、超軽量設計なので荷重制限も楽々クリアです。ビオトープ周りの植物はH様がお好みのお花を中心に選び、かわいらしく華やかな雰囲気になるよう仕上げました。ビオトープを設置した以外のスペースにはアンティークホワイトのジョイントタイルを敷き、ホワイトカラーの部屋とのつながり感を出すように仕上げました。

ご心配されていた夏の日差し対策として、ビオトープ南側の手摺にネットを設置してツル性の植物を植栽しましたので、春先頃からは適度な日陰が作られるでしょう。蝶々やトンボもきっとやってくることでしょう。せせらぎのビオトープが小さな癒し空間としてお役にたてれば幸いです。どうぞ末永く可愛がってあげてください。

ビオトープの正しい作り方

ビオトープを作る前に必ず読んでいただきたい大切な情報。作り方の注意点やポイント、トラブル例、Q&A等、ビオトープ作りで失敗しないために役立つ情報をご紹介します。

神奈川(湘南地区)を中心に東京・千葉・埼玉等(その他の地域もご相談ください)「湧水の心池」シリーズは全国に発送可能です。