※当サイトにおける「ビオトープ」とは、ガーデニング用語で一般的に意味する自然風の水辺(庭池・滝・小川等)を総称するもので、自然環境保護を目的とするものではありません。
ビオトープを作る前にまず行っていただきたい事、それはビオトープの意味を正しく理解することです。近年「ビオトープ」という言葉の意味は多様化し、いろいろな情報がありますので、何を参考にしてビオトープを作れば良いのか判らないという方も多いと思います。
ビオトープとは本来、生命(バイオbio)と場所(トポスtopos)の合成語で「生物の生息空間」という意味です。(ビオトープというと水辺をイメージしますが、必ずしも水辺がなくても良いのです)元々は環境保全や野生生物保護に取り組んでいる専門家が使っていた言葉だそうですが、現在はその意味が多様化されておりはっきりとした定義はなされていません。
当サイトでご紹介するようなガーデニング分野では、池・滝・小川など「自然風の水辺」のことを総称してビオトープ、又はビオトープガーデン等と呼んでおり、庭、屋上緑化、ベランダ、アトリウム等、多くのガーデニングシーンで一般的に親しまれているものです。
後に詳しく説明しますが、ビオトープには大別して「自然環境保護」の分野で用いられる意味と、「ガーデニング」の分野で使われる意味がありますので、これらを混同してしまわないように注意してください。