ひび割れなどは見当たらないのに毎日少しずつ水が減ってしまいます。どこかから水が漏れているのでしょうか?と聞かれることがあります。水漏れしていなくても水が減ることはあります。
原因は
①滝などから流れ落ちる水のしぶきによる飛散
②水中ポンプの熱による水の蒸発
③強風の影響による水の蒸発
④水生植物による水の吸上げ
等があげられ、水漏れしていなくても一日あたり1〜2cm程度水位の減少があります。ただし、このまま放っておけばいずれ渇水状態になり、ポンプが故障しますので、常に一定量の水位を保たせる調水器や、定期的に水を補給する給水機が付いていれば安全です。
尚、これまでの経験によると、日照りの強い夏場と同様に、空気が乾燥した冬場も水の蒸発が著しいですので、日照りの弱い冬場であっても渇水の注意が必要です。