ビオトープが完成するとやはりメダカを入れたくなるものです。メダカは2〜3匹では目立たないので、つい一度にたくさん入れがちなのですが、無数に増えてしまい手に負えなくなってしまったというケースがよくあります。ビオトープにメダカのエサを投入していたり、富栄養化した汚れ気味のビオトープでよく見られるトラブルなのですが、メダカにエサを与える⇒メダカが排泄する⇒水が富栄養化する⇒藻類が繁殖する⇒メダカの食べ物が増える⇒メダカは益々繁殖する、というサイクルを繰り返してしまっているのが原因です。ビオトープの中には藻類や水草等、メダカの食べ物となるものはいくらでもありますのでエサを与えなくても餓死することはまずありません。ビオトープにメダカを入れるのであれば、最初は5匹位からはじめて(様子を見ながら少しずつ増やす)、エサは与えないようにすることをおすすめします。