これまでの説明で、お庭のビオトープには人工的な水質浄化のしくみが必要であることがご理解いただけたと思います。そのしくみの1つとして、水を循環させるためのポンプが不可欠なのですが、機械である以上定期的な点検やフィルターに蓄積した汚れの除去等の手入れが必要となります。一般的な水中ポンプの保証期間は一年程度間ですが、沈殿物を取り除いたり、フィルターの掃除をまめに行うことで寿命を大きく延ばすこともできます。最近では便利なお掃除グッズも販売されていますので、このようなものを利用すればお手入れもさほど大変ではありません。アクアフォレストのアトリエに設置してある滝の水中ポンプはもう7年も経ちますが、まったく故障することなく動き続けています。

お庭のビオトープにノーメンテナンスはありえません。「ビオトープなのだから放っておけば良い」というのは人間の都合の良い解釈から生まれた迷信です。花壇でお花を育てるのと同様に、ビオトープも愛情込めて手入れしてあげるほど美しい状態を保てるのです。

フィルター
ビオトープの掃除風景

愛情込めたお手入れが美しいビオトープを保つ秘訣

パソコン|モバイル
ページトップに戻る