ビオトープユニットを構成する素材(水を貯める池や、滝の岩組みに使用する人工岩等)には、あらゆる試験を経て完成させた特殊な超高強度セメントを使用しました。ひび割れや水漏れ等のトラブルだけは発生させない自信があったのですが、完成してしばらくすると、どこからか水が漏りはじめてしまいました。池の中をいくら点検してもひび割れしている部分が見つからず、当初は何が原因で水が漏れているのか分かりませんでした。一年後にビオトープを解体して調べたところ、滝を構成する岩組みの隙間を水が伝わり外に逃げていたことがわかりました。完成後の水の流れ方をイメージできず、手探りで滝の岩を組んでしまったのが原因でした。 

パソコン|モバイル
ページトップに戻る